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最終更新日: 2018-09-20 00:00:00
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2018年07月11日 00:00
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編集余話

 昨年もこの時期だったと思う。大雨と水害を小欄のテーマにした。その時も、「数十年に一度」といわれる大雨特別警報が出ていた。普通の人であれば、「人生で一度経験するかしないか」というレベルの大雨である▼それが、今年もやってきた。しかも、被害は昨年以上に広範囲に及び、死者・不明者数だけで見れば、すでに昨年を上回る深刻な事態に▼昨年の九州北部豪雨を経験したAさんに聞いた話である。Aさんは幸いなことに被害を受けなかったが、自宅の目の前まで濁流が迫り、逃げようと思った時には逃げられなかったと話している▼もう「数十年に一度」の雨が「毎年」どこかを襲うことを想定しなければならないだろう。そのためにも、Aさんの体験談を共有したい▼最初は「ひどい雨だな」と思う程度だったが、次第に降水量は増え、避難を考えるようになった。だがその時、自宅に家族が全員そろっていなかった。自分たちだけで先に家を出るか、家族がそろうのを待つか、迷っているうちに周囲に水は迫っていた▼幸いなことにAさんの場合は難を逃れられ家族たちも無事なようだ。しかし在日が比較的に多く住んでいる広島県、岡山県など、少ない情報だが在日同胞の被害も大きいとみられている▼今、民団などでは個別訪問活動を強化しているものの、いざというときに救済できる体制づくりまで至っていない。今後民団も「生活相談センター」などを強化し、迅速な災害への対応を可能にしていくことが課題だ。

2018-07-11 1面
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