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最終更新日: 2018-07-19 07:05:48
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2018年04月11日 00:44
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民団中央本部初代団長としての朴烈③

 民団中央本部の朴烈団長、高順欽議長、李康勲副団長、元心昌事務総長ら首脳陣は、民団大阪本部の設立準備に向けて動いていた。大阪を訪問し、黄性弼、康興玉、曺秉昊、金貴順、張守成、崔二圭、柳銖鉉ら生野区を中心とする大阪の有力人士と協議を重ねた。1947年1月初旬、生野区中川町で朝鮮居留民団大阪本部を結成した。生野区は当時、ゴムと石鹸の製造に長けていた。これを受け、ゴムで財を成した黄性弼が初代団長に選出された。
民団中央本部の第6回大会が48年2月20日、大阪・中之島公会堂で開かれ、朴烈団長が再選された。中央副団長には黄性弼大阪本部団長が選出されたことで、黄氏は大阪本部団長の辞意を表明した。
同年10月2日、第3回臨時大会が召集された。大会では、民団運営における黄性弼団長の財政的貢献を理由に辞意の撤回が求められた。黄性弼団長は撤回を了承し、中央副団長と兼任する形に至った。
48年秋頃、朴烈、姜馨、李康勲、元心昌、韓睨相、玄孝燮らによる金天海暗殺計画が練られているとの風聞を、朝連が察知した。その後、金天海暗殺計画の首謀者の一人だった、建青副委員長の玄孝燮(大韓民報社長)が翌年1月13日、東京上野で、拳銃で顔面を狙撃された。民青組織部長の韓基栄に玄孝燮の暗殺が命じられたためだった。
朝連による大規模な暴力事件は続出した。4月には警察と朝連による暴力事件「深川枝川町事件」が発生した。5月の平和メーデーには、皇居前広場に公称52万の群衆が結集。約3000人の朝鮮人も加わり、駐日ソ連代表部・テレビヤンコも参席して気勢を添えた。
49年4月1日から2日にかけ、民団中央第7回臨時大会が開かれた。朴烈団長は、元駐日代表部大使の鄭翰景に僅差で敗れた。背景には、高順欽や元心昌ら、当時文化人グループと称されていた勢力が48年9月、反朴烈勢力の独立労農党日本特別党部を結成したことにあったといわれる。グループは朴烈を失脚させ、鄭翰景団長の執行部を構成したという。鄭翰景執行部は、代表部と民団が対決した初めてのケースだった。朴烈が団長を辞した49年4月時点の民団は、39地方本部、155支部、88分団を構えていた。
45年11月下旬、中国・重慶から上海を経てソウルに還国した大韓民国政府は、米軍政当局から政府として認定されず、臨時政府として存在した。在日僑胞宣撫使としては、韓道峰(旧名葦恵林)が派遣された。韓道峰は、朴烈を臨時政府に推薦するとともに、参謀格となって新朝鮮建設同盟や居留民団の結成に大きな役割を果たした人物とされている。
朴烈団長は大韓民国臨時政府と交渉の上、46年10月15日、東京・杉並区高円寺3の214に「大韓民国議会駐日弁事公処」を開設した。「本国機関との連絡、ならびにその指示による活動によって、在日同胞の擁護と指導」を目的としていた。これもまた、韓道峰の参画によるものだった。審議委員として、全国から朴烈、張昊、鄭海鵬、崔理檀、李相烈の5人が任命された。
朝連はこれに対して執拗な反対工作を行った。『解放新聞』は「奇怪なる大韓弁事処出現、日鮮融和を高唱する朴烈」と題するトップ記事を掲げて攻撃した。
ソウルの大韓民国臨時政府は47年4月の国務会議で、朴烈を国務委員(大臣に相当)に任命した。朴烈は国務会議にも列席したが、48年8月15日の大韓民国政府樹立を受け、記念式に参加するために帰国した。大韓民国政府は、民団を在日同胞唯一の民主団体であると認めた。
大韓民国政府の成立に伴う国会の開設により、朴烈は「大韓民国臨時政府国務委員を辞任するに当たって」との声明を発表。「大韓国民議会駐日弁事公処」も廃止された。本国の臨時政府から駐日国務委員に任命された朴烈の心は民団運動から完全に離れ、本国政界進出への熱意を露わにし始めたともいわれる。
朴烈は、李承晩から厚い信任を得ていた。しかし48年8月15日に大韓民国政府が樹立され、駐日大使に赴任した鄭翰景博士と李大統領の関係に亀裂が生じた。その煽りを受けた朴烈は自身の不運を嘆いた。
当時、鄭翰景が大使を辞めて民団団長の候補にさえならなければ、あのような辞め方で民団を去るようなことはなかっただろうといわれている。李承晩大統領はその頃、海外にいる抗日闘士の帰国を呼びかけた。民団活動での夢が破綻し、失意の中にあった朴烈は、その呼びかけに呼応して帰国した。
(つづく)

2018-04-11 4面
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