ログイン 新規登録
最終更新日: 2018-09-20 00:00:00
Untitled Document
ホーム > ニュース > 文化
2018年03月14日 00:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
高麗青磁への情熱―131―

新案特許(二)

柳根瀅
高徹・著/馬瑞枝・画

 「ご主人はいらっしゃいますか?」
「私ですが」
三〇くらいの男が、「全と言います」と言って、自己紹介した。
「これを見て下さい」
私は腰帯装飾を差し出した。
「何でしょうか?」
「これは、女学生たちの腰帯の飾りものです」
そばにいた学生のひとりが腰帯装飾を手に取って、腰に合わせて、
「あら、これはいいわね。いくらですか?」
と尋ねた。
値段を決めていなかったため、まだ売りものではありません、と言ってその場をしのいだ。
「目につくように作られましたね。よくお考えになりました。で、値はどれくらいでしょうか?」
 「一個五〇銭です」
「では、一〇個だけ持って来て下さい」
すぐに持ってきますと言って、その店を去った。最初の注文であるだけにいっそう力が湧いた。鍾路を過ぎて仁寺洞の四辻にある東亜婦人商会でも二〇個注文を受けた。さらに東大門の中国人の商店で一〇個、その真向かいの鶏林商会で一〇個、全部で五〇個になった。心が浮き浮きとしてきた。
その足で本町(現忠武路)に向かい、三斤の鉄片の板一枚と数斤の針金を買った。鉄片を切ってみると一二〇個になった。隣の飾り職人に頼んで一二〇個に彫刻を入れ、針金で輪を作り、ニッケルメッキを施した。完成するとそれを持って注文した店を回って分配し、二五円を受け取って、崔君の店を訪ねた。
「崔君、行こう」
「どこへ?」
「決まってるじゃないか。この前、君に見せた腰帯装飾があるだろう。それを売ってきたから、一杯やりに行こうと言うんだよ」
「ほんとう?」
「そう、ほんとうさ。いつぼくが嘘をついた?」
「とにかく君は変わり者だよ。なんでも当たり前のように見ないで深く探り、考えを現実にする頭脳を持っているから、ほんとうに羨ましい限りだよ。ぼくなんか、七~八年も飾り装飾を学んで、やっと何とか食いつないでいるというのに、ぼくとは比較にならないよ」
「たわ言はそれくらいにして、早く出かけよう」
「うん、行こう」
われわれは黄金町(現乙支路)二丁目にある「福海玄」に入った。中華料理店として店構えは小さいが、味はすばらしかった。料理を十分たいらげて出てくると、崔君が言った。
「柳君」
「うん? 何だ?」
「頼みがあるんだがね……」

2018-03-14 5面
뉴스스크랩하기
文化セクション一覧へ
南北連邦制の年内実現を急ぐ文在寅政権
「文在寅は共産主義者」に無罪
ヨンジョンの 毎日眞味<9> 秋刀魚...
朝鮮学校の生徒たちよ、自由を放棄するな!
ヨンジョンの 毎日眞味<8> かぼち...
ブログ記事
人生はリセットできない
精神論〔1758年〕 第三部 第7章 分別くさい人々に対する情熱的な人々の精神的 優位について
「民和協」代表常任議長・金弘傑は労働党の対日工作の手先!
機務司令部の解体は南労党の末裔たちによる大韓民国建国70周年への報復
自由体制守護のため国民抵抗運動を宣布する!-NPKの声明
自由統一
「板門店宣言」英文版を変更
北韓・平壌近郊で核施設稼働か
北韓の交渉のカードとなった「米軍兵士...
集団脱北した従業員の送還を示唆か
金正恩体制でのCVIDは不可能


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社概要 会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません