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最終更新日: 2018-12-12 00:00:00
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2018年03月07日 00:00
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高麗青磁への情熱―130―

新案特許(一)

柳根瀅
高徹・訳/馬瑞枝・画

 崔君と話していると、店の前を女たちが通り過ぎた。吹きつける東風が裳のなかにまで入り、裳がふくらむと下着が見え隠れした。裳の端を押さえながら小股で歩く女がいるかと思えば、裳がふくらんでも何も気にしない者もいた。下着が見えないのは飾り紐で結んでいたからだった。そんな光景を見ているうちに、私はふと女性たちには飾り紐が必要だという考えが浮かんだ。飾り紐を使った方が見栄えもよく、便利ではないかと思い、いろいろ思案した。
私は本町(現忠武路)二丁目にある釘本の店へ駆けこみ、白銅の板と針金を一六銭で買うと、崔君の店に行った。
「崔君、これをちょっと作ってみてくれないか」
「それ、何なんだ?」
「何でもいいから、ぼくの言うとおりに作ってくれよ」
「いったい何を作れと言うんだ?」
 彼は私の言うとおりに作った。マッチ箱の底の大きさに切った鉄片をこしらえて、左右には余裕をもたせてそこに彫刻を施した。そして針金で輪を三つ作り、大きな輪は中間に仕切りをし、小さな輪の一つは鉄片の一方に折り曲げ、もう一つの輪は鉄片の他方に取りはずしがきくようにした。
「これをピカピカに磨いてくれないか」
「君の言うとおりにやってはみるが、いったいこれを何に使うんだ?」
「女性たちの腰に結ぶのさ」
「何?」
「腰帯装飾。腰の帯の装飾だよ」
「そうか。誰かに頼まれたのか?」
「ぼくが自分で考えたのさ」
「ほう?」
「この国の女性たちに、流行させようと思って……」
「こんなものを流行させられるのか……」
「これを見本にして注文を受け、今に売って、一杯おごってやるよ」
「一杯の方はいいが、とにかく頑張ってくれよ」
私は通りに出た。先ず、和信商会を考えてみた。しかし最初が肝心だ。暫くためらっていると、西大門の方から女学生が三々五々、肩を並べて歩いて来た。四~五人くらいが飾り紐を結んでいるようだった。
女学生を相手にすべきだとの考えが、ふと浮かんだ。学生相手なら学用品店が使えると思い、清進洞へ向かった。道に沿って学用品店があり、店では一〇人あまりの女学生がたむろしていた。私はその前に立って暫く考え込んだ。そして、女学校の方に近づいた。
そこは淑明女学校だった。正門から店の前までを行ったり来たりして、静かになるときを待った。そうするうちに時間も経ち、いつしか学生の姿もちらほらとなった。今ならよかろうと思って店内に入ると、三~四人の女学生がいるだけだった。

2018-03-07 6面
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