ログイン 新規登録
最終更新日: 2018-04-19 09:58:02
Untitled Document
ホーム > ニュース > 文化
2018年02月07日 00:00
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
高麗青磁への情熱―126―

苦心の末の成果(二)

柳根瀅
高徹・訳/馬瑞枝・画

 山本は京都でも名のある家柄だということだった。
長い沈黙の後、彼の顔にようやく穏やかさが戻った。
「おい、君」
私は返事の代わりに彼を見つめ返した。
「君に言ったのは、別に民族差別からではないんだ。君を息子か甥のように思って言ったんだから、誤解するんじゃないよ」
「よろしい。そうなら、私も年上に対するようにしましょう」
それまで二人の言い争いのせいで、工場内の雰囲気がまるで葬式のように沈鬱だったが、対話がしだいに穏やかになると、皆の顔がほころび始め、笑みが広がった。
「わしは、今日のように気分のいい日は初めてだよ。朝鮮人は話に聞いていたが、実際に会うのは今日が初めてだ。君は大胆で鋭く、たのもしいし、実に立派だ。人柄もそうだが、力のあるその声から、強い意志が感じられる。わしも五〇歳にして初めて会う男だよ。永遠にわしの記憶に残るよ。これからも信義をもって付き合おうじゃないか」
彼とこれが縁となってその後もしばしば会うようになった。こんなことがあってからその後、山本は私を招いては、いつも食事を準備し、私に勧めてくれた。しかしいくらいい料理とはいえ、夕食をすませてのことだから喉を通らなかった。ただ食べる素振りをするだけである。彼には二二歳の京子と、一九歳の長男の英一がいた。
その日も山本の自家用車が工場までやって来たが、車には娘の京子が乗っていた。
「京子さんまで来て、どうしたんです?」
「先生が作品を製作中とのことで、見学がてらお連れしに来たの……」
千恵子も彼女と顔見知りのようであった。
「お聞きしたところ、柳先生がお宅に何度も呼ばれて、いろいろとお世話になられたとのこと、すみませんね。ほんとうにありがとうございます」
「どういたしまして。私たちの所へはちょっと立ち寄られる程度で、お宅にはいつもお世話になって、ほんとうにこちらこそありがたく存じますわ」
「柳先生は私たちがお招きしたお方ですもの、あたり前のことですわ。こちらではたいした料理ももてなせないで、かえって恐縮しておりますのよ。そうそう、京子さんがいらしたのですから、どうぞご一緒にお出かけになっては?」
「千恵子さんも一緒にいきましょうよ」
と京子が言う。
「それでも、お二人で楽しいお話もあるでしょうに、私がいたら邪魔になりますわ」
「そう言わないで、ご一緒しましょうよ」

2018-02-07 7面
뉴스스크랩하기
文化セクション一覧へ
民団地方本部 三機関長など改選
★★新連載★★ ヨンジョンの 毎日眞...
文政権の改憲案 社会主義への変革を狙う改憲
在日系高校 大学合格率の高さに注目
各民団で委員会と大会開催
ブログ記事
「世間」とは誰か
経済の「理論」と現実
国連、北韓関連船舶27隻、企業21社、企業人1人を追加制裁
トランプはうまくいかなかったら席を蹴ろ!
‘金大中の妻のための法’
自由統一
미리 가본 4.27남북정상회담 현장
【韓国語版】쉴 새 없는 중국의 탈...
金正恩・習近平会談後 増加する脱北者...
平壌では韓国芸術団公演
南北首脳会談 今月27日に開催


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社概要 会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません