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最終更新日: 2017-12-13 00:00:00
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2017年11月22日 00:00
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「韓紙貴金属」芸術の新しい地平を開く
伝統紙「韓紙」と金・銀を融合 工芸家 金庚信さん

 最も韓国的な素材を使って、韓国の伝統に革新をもたらすアーティストがいる。「韓紙貴金属」という新しいジャンルを開拓した金庚信さん(62)だ。金さんは工芸品の専門作家。その道の第一人者として、新たな地平を開く金さんの作品が展示されている水原の厳美術館を訪ねた。   (水原=李民晧)

 とかく伝統というと、昔からのやり方をかたくなに守っているものと思われがちだ。時間の流れがゆるやかだった当時なら、まだそれでよかったかもしれない。しかし、一瞬にして世界が変わる革新の時代では、そうもいくまい。昔の良さを生かしながら、新しいものを加えていく。そうしてようやく、伝統は継承と発展を同時に遂げることになる。
金さんの作品を鑑賞して抱いた第一印象が「継承と発展」だ。「金属」と名のつく工芸品ではあるが、主材料は紙である。彼女の作品は、韓国の伝統紙「韓紙」が主役であり、きらびやかな金と銀、銅などの貴金属が、脇役として存在感を放っている。
彼女の作品は、ヨーロッパで最初に認められた。1998年にドイツの工芸品大賞を受賞した際、審査員は驚きを禁じえなかったという。貴金属やガラス素材が主流であった従来の工芸品の枠組みを壊す作品が現れたからだ。
巌美術館の金さんの展示コーナー
作品は韓紙を何枚も貼り重ね、パラフィンで表面を処理し、金や銀を電解鋳造技法で結合して作られる。初の作品「韓紙貴金属」は、こうして世に出た。金さんのアイデアだけでなく、特殊な科学技術があったから完成した。こうして生まれた韓紙貴金属は、同じ大きさの金属と比べものにならないほど軽いうえ、耐水性と耐久性も備えている。
金さんが数ある紙の中から韓紙を選んだのは、幼い頃から韓紙が身近にあったためだ。鍾路区の韓屋(韓国の伝統家屋)が並ぶ苑西洞で生まれ、同区の桂洞に移った彼女は、昌徳宮を遊び場にして育った生粋のソウルっ子だ。
「韓紙は驚くべき素材です。たった1枚で、内と外の空気が行きかう窓になります。光を通せば、さまざまな色彩を見せます。幾重に折っても光が透けて見える神秘さは、見る者に安らぎを与えるでしょう」

韓紙を用いた芸術作品
特許を取得した芸術品

天然の素材と金属を結合させた電解鋳造技法は、ドイツと韓国で特許を取得した新技術だ。ドイツで高まった名声は、米国、ヨーロッパ、日本などに広まり、幾多の招待展を開いてきた。彼女の作品は、母国韓国でも注目されるようになり、芸術家があこがれる画廊にも招かれた。
2007年2月、ベルリンで開催された「オマージュ・ア・アンゲラ」装身具展に、金さんはアジア人として唯一出展した。アンゲラ・メルケル首相のための展示会に招待された作家は64人。参列者の中には、欧米からのみならず、日本人の姿もあった。天皇のご学友として知られる故・橋本明氏は、金さんの作品に魅せられた一人だ。
「誰が見ても素晴らしい作品、自分の創造性を示す作品、飾り立てない作品を作りたい。韓紙を用いた一流の芸術の世界こそ、私を生み育ててくれた両親の教えであり、私はその恩に報いる道を生きていきたいと思います」
数年前、伝統的な漆器の世界にも足を踏み入れた。水原の厳美術館には、貴金属と漆で彩色された茶器や家具など、さまざまな作品が並んでいる。韓国の伝統をひたすら磨けば世界最高のものになり、芸術も特許として認められるという金さんの信念は、作品の中にひっそりと確実に込められていた。
「金庚信展」は厳美術館(韓国+82‐31‐222‐9188)で12月20日まで。

2017-11-22 6面
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