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最終更新日: 2018-07-11 00:00:00
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2017年11月22日 00:00
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編集余話

 「地震安全地帯」と信じられてきた韓国で、観測史上2番目の規模の地震が起きた。15日のことだ。マグニチュード5・4という数字だけ見れば「地震大国ニッポン」に住む私たちにとっては、さほど驚くことではない。ただ、地震をほとんど経験したことのない韓国人は、肝を冷やしただろう▼人命は失われなかったものの、建物への損傷が確認された。崩壊まではいかずとも、建て直しが迫られそうなビルの写真も確認されている。センター試験にあたる「就学能力試験」は、安全上の理由などで延期された▼韓国消防防災庁によると、耐震設計をしてある建物は、対象となる約100万棟のうち、16万にすぎないという。基準が設定される前に建てられたものが大半を占めると推定されているが、最近の建造物でも、手抜き工事を指摘されることが少なくない▼韓国政府は特に3年前のセウォル号事故以降、国民の安全を重視する姿勢を強調してきた。省庁再編もあった。しかし、国民の信頼は完全には勝ち取れていない▼少なくとも地震対策では、隣国・日本との協力が考えられる。日本にはハード・ソフトの両面で耐震のノウハウがあり、研究も盛んだ▼韓国が乗るユーラシアプレートは、日本列島の一部を構成している。韓国の地質や断層を調査することは、日本にもメリットがあるはずだ。地震の発生を抑えるのは、現在の科学では不可能だが、被害を最小化することはできる。両国民の生命と財産を守るため、この分野でも協力を期待したい。

2017-11-22 1面
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