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最終更新日: 2018-07-19 07:05:48
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2017年10月12日 00:00
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編集余話

 山野が色づき始めたこの頃、街は黒とオレンジで彩られている。10月31日のハロウィンを前に、商戦が盛んだ。ケルト人の収穫祭に端を発するといわれるこのイベントが定着したのは、ここ10年くらいのことだろうか▼最近、日本政府が旗を振っているスニーカー通勤。スーツにスニーカーという組み合わせは、かつてほどの抵抗感なく受け入れられそうだ▼特にファッションの世界では、既存の価値観は容易に崩れる。労働者の服だったジーンズは、ジェームス・ディーンによってファッショナブルな反抗の象徴となり、今やオフィスワーカーがはいていても違和感はない▼バイクもその例に当てはまるか。「不良の乗り物」だったバイクを「NICEST PEOPLEの乗り物」と売り出し、米国で新たな客層をつかむことに成功したのがホンダだ▼話がいろいろな方向に飛んだが、いずれも「一部にしか行われていなかったものが、広く認められて一般化すること」(大辞泉)という、市民権を得た例として挙げた▼市民権であるが、もっとも古くに概念として確立されたのは、古代ヨーロッパの都市国家においてであろう。有名なのはローマで、212年にはアントニヌス勅令によって、全自由民にローマ市民権が与えられた。外国人も例外ではない▼今回の衆院選で耳目を集めている希望の党は、公認候補に「外国人に対する地方参政権付与反対」を約束させた。公約でダイバーシティー(多様性)社会の実現を謳っていながらである。

2017-10-12 1面
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