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2017年10月03日 22:33
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人と今 木村 真悟さん(演劇プロデューサー・演出家)
演劇を通して日韓交流の懸け橋に

昔も今も集客が難しい
 「韓国の演劇人も変わりました。昔は、芝居が終わって打ち上げとなると、必ず酒を片手にアリランを合唱したものです。いまはK―POPなどの流行りの歌です。時代も変わりましたね」
そう語るのは、演劇プロデューサーの木村真悟さん。演劇ファンの間では知られた小劇場、「上野ストアハウス」を経営している。
韓国との出会いは、1997年。「アジアミーツアジア」という演劇フェスティバルで、城(ソン)という劇団を日本に招聘した。以来20年にわたり、韓国の小劇団の公演を日本で開催している。
「98年以前は、日本と韓国の間で演劇人の交流というのはほとんどなかった。そのためか、当時は日本に殴り込みにくるという感じで、喧嘩やいさかいが絶えませんでした」
そんな中でも友情を育み、当時の知り合いも、今は韓国演劇界の大御所となった。
昔も今も変わらず難しいのは集客だ。
「映画や音楽のファンは多いと思うのですが、小劇団というのはまだまだですね。東南アジアなどの多言語国家は、言葉がわからなくても楽しめる内容の劇が多い。韓国の小劇団はセリフ劇が多いので、言葉の壁はあります。字幕を流して楽しめるように工夫はしていますが、課題の一つです。赤字はすぐには解決できないと思いますが、演劇を通して日韓文化交流の懸け橋になれるよう、今後も続けていきたいと思っています」

2017-10-04 5面
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