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最終更新日: 2017-11-22 00:00:00
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2017年08月30日 20:56
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「殺虫剤卵」波紋 
食への不安高まる

 ヨーロッパで問題となっている「殺虫剤卵」が韓国でも発生した。鳥インフルエンザが終息して間もない韓国で、再び食への不安が高まっている。
韓国の店頭で売られている鶏卵から検出された殺虫剤成分は2種類。一つはフィプロニルだ。1993年から全世界で使用され始めた殺虫剤で、主に昆虫やダニを取り除くために使われるが、牛・豚・鶏のように食用とされる動物には使用が禁止されている。国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が定めたフィプロニル使用基準値は、1キログラムあたり0・02ミリグラムだ。京畿道のA農場では1キロあたり0・0363ミリグラムのフィプロニルが検出されている。
もう一つのビフェントリンには、鶏に寄生するシラミを取り除く効果がある。米国環境保護庁(EPA)が発がん性物質に分類した殺虫剤で、韓国のビフェントリンの使用基準値は、1キロあたり0・01ミリグラムだ。京畿道のB農場では、基準値よりも1・5倍ほど高い0・0157ミリグラムが検出された。政府は、「殺虫剤卵」から検出された毒性物質は、人体に悪影響を及ぼすほどの危険性はないという。
だが、韓国環境保健学会は声明を発表し、「卵は毎日食べる食品であり、1回の摂取や急性露出による毒性が問題なのではない。懸念している健康被害は慢性毒性だ」と述べた。
一般の消費者は、鶏卵に殺虫剤を使っていたのであれば、鶏肉にも殺虫剤成分が残っているのではないかと疑っている。専門家は、食用の鶏は産卵鶏とは別で、問題はないとしているが、消費者の懸念は消えない。また、今回の「殺虫剤卵」が「環境にやさしい卵農場」から見つかったことが判明し、政府の管理・監督が不十分との批判も起きている。

2017-08-30 5面
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