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最終更新日: 2017-11-22 00:00:00
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2017年08月30日 20:16
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安保不安を助長する文政権
危うい対話への幻想

 文在寅大統領は8月28日、国防部の業務報告会で、北韓を圧倒する国防力を強調しながら、対北非対称戦力である「韓国型3軸」体系構築の遅れに不満を表明。そして、今まで莫大な国防費を投資しながらも、韓米連合防衛能力にばかり依存していると叱責したという。だが、これは文大統領の安保観と状況認識能力を疑うしかない発言だ。
文政権の安保認識と管理能力は、THAAD配備問題で確認されたが、北側が26日、「短距離弾道弾」3発を発射した後も、青瓦台は北側の発射直後に、弾道弾ではなく、多連装ロケットのようだと予断した。
大統領府の関係者は、「短距離発射体であるため、(発射当時に実施中だった)乙支フリーダムガーディアン期間でなかったら、国家安全保障会議(NSC)を開く状況でなかった」と述べ、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)級かどうかが重要。今回の挑発は、ICBMでないことだけは明らかだ」と強調したことからも、その安逸さや無能さは明らかだ。
文大統領は17日の就任100日の記者会見でも「レッドライン」について「ICBMを完成し、そこに核弾頭を搭載し、兵器化すること」と規定し、北側の韓国への攻撃能力は度外視していた。
北韓はミサイル挑発の前日の25日には、特殊部隊による白翎島と延坪島占領の訓練を公開した。金正恩は訓練を参観した後、「敵を容赦なく一掃し、ソウルを一気に乗っ取り、南半部を平定すると考えなければならない」と言い放った。
半面、文大統領は、米国の対北軍事行動に対して反対を公言し、同盟関係をさらに危うくしただけでなく、国際社会の対北圧迫に逆行する政策や措置を出し続けている。さらに平昌五輪の共同開催まで言い出し、国際社会の失笑を買っている。平壌の「労働新聞」は27日の論評で、文大統領を指し「ほらを吹くよりも、むしろ身の丈に合った椅子に座って黙っている方がはるかに賢明」と揶揄した。
文政権の安保姿勢に対して多くの国民が不安を覚えている。国軍の首脳部に対する政治的人事があり、政府全部署の1級公務員は慣例により一括して辞表を提出した。軍と並ぶ安保の中枢機関である国家情報院の幹部などを「積弊清算」を理由に大挙交替し、安保危機への対応より、30年以上前の事件調査を優先している。まるで6・25戦争前夜の人為的な軍の混乱助長を想起させる。これが、平壌側が「対話局面に転換する可能性が高い」という単純な錯覚からの失態であってほしい。

2017-08-30 1面
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