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2017年08月15日 00:00
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韓半島の現状変更必至
北、グアムにミサイル計画 米国は反撃を明言

 米国と北韓の応酬が止まらない。再三にわたる国際社会の警告と制止を無視し、ICBM発射を続ける北韓は、ついに核弾頭の小型化にも成功したと報じられた。両者の対立は、いつ戦争が再開されてもおかしくないほどヒートアップしている。仮に戦争にまで発展せずとも、北韓が米国への核攻撃能力を手に入れたことにより、韓半島の現状変更が、複雑な連鎖反応を起こしそうだ。
ワシントンポストは8日、北韓がICBMに搭載可能なまでに核弾頭の小型化に成功していると報じた。同紙が報じた米国防情報局(DIA)の分析によると、北韓が保有する核弾頭は最大で60発。開発の速度も核弾頭の数も、従来の予想を大幅に上回る。
北韓の朝鮮中央通信は10日、中距離弾道ミサイル「火星12」を4発同時にグアム周辺に向けて発射する計画があると発表した。これに対してトランプ米大統領は、「グアムに対して何かすれば、誰も見たことのないような事態が北で起きることになる」と、報復する考えを明らかにした。
グアムには米軍の戦略爆撃機が配備されており、ミサイル挑発のたびに韓半島に飛来して爆撃訓練を行うことに、北韓はたびたび不快感を示していた。作戦は今月中旬以降、金正恩の指示が出ればすぐに実行可能だという。
計画によると、ミサイルは日本の島根、広島、高知の上空を通過する。小野寺五典防衛相は10日、グアムへ向かう「火星12」に対し、集団的自衛権を行使して迎撃することは可能との認識を示した。中国は相変わらず対話を呼びかけているが、一方で海上での演習を行うなど、米朝双方に圧力をかけている。
12日朝の時点で具体的な軍事行動はないが、韓半島の停戦体制は、変更が避けられない状況だ。戦争にまで発展せずとも、休戦体制に変更があれば、複雑な連鎖反応を触発する。
53年に結ばれた休戦協定は、締結から数年後に一部の条文が有名無実化した。米国が、原則として新たな武器の搬入を禁じていた条項を破棄し、58年に核武装した兵器を持ち込んだためだ。北韓が米国を攻撃可能な核戦力を手にすれば、それだけで協定の根幹が揺らぐことになる。

2017-08-15 1面
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