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最終更新日: 2017-08-17 08:12:33
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2017年07月20日 00:00
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人と今 金福実さん(公認会計士・税理士)
「創業支援」でともに成長

 昨年まで都内の大手監査法人事務所に約20年間勤め、今年1月に千葉県船橋市で会計事務所を開業した。監査法人時代には、国際部門に所属し、米国やヨーロッパの外資系企業を中心に、また日本や韓国などの大手企業を相手に仕事をしてきた。
大阪府出身の在日2世。小・中・高と日本の学校に通い、韓国のソウル大学経営学部に進学した。韓国の大学に進学したのは、「韓国人の自覚をもって生きてほしい」という父親の強い希望からだった。また、姉が先に韓国に留学していたこともあり、自然な流れとなった。
大学時代は、「本当に楽しかった」と振り返る。韓国語の辞書をいつも抱えて、学校に通った。先輩や同級生は、韓国語だけではなく、授業の課題も親切に教えてくれたという。会計士を志したのは、韓国の大手監査法人トップによる「監査論」の講義に感銘を受けたことがきっかけだった。また、資格を取ることで経済的に安定するとも考えた。
大学卒業後、日本に戻って専門学校に通い、30歳の時に試験に合格した。会計士の資格を持つとはいえ、90年代は就職氷河期とも呼ばれた厳しい時代だった。なんとか東京の大手監査法人に仕事を見つけて上京した。英語ができる日本人スタッフは多かったが、韓国語ができるスタッフは貴重で、韓国の企業や会計事務所との仕事の時には重宝がられたという。独立後は「創業支援」に力を入れる。「最初は小さな会社でも、大きくなっていく中で一緒に成長していきたい」と夢を語る。

2017-07-20 5面
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