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最終更新日: 2017-08-17 08:12:33
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2017年07月20日 00:00
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ロシアの対北石油輸出が急増
前年の3倍に

 国連で北韓への原油輸出の停止が議論されている中、ロシアからの対北石油輸出が大幅に伸びていることが明らかになった。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は11日、今年4月までのロシアの対北石油輸出額が、約230万ドルとなり、前年同期(約74万ドル)の3倍以上になったと報じた。
VOAによると、ロシアから北韓に輸出された石油製品の96%は原油を除いたもので、重油、モーター油、油圧用油、潤滑油などだという。原油から精製される石油製品の一つが航空燃料だが、それ以外は国連制裁の対象になっていない。人道目的ならば、その航空燃料さえも輸出可能だ。
6月、共同通信のインタビューに応じた脱北者の李正浩氏は、北韓がロシアから年間20~30万トンの石油製品を輸入していたと明らかにした。李氏は、金正恩の資金を管理する「39号室」の幹部で、2014年に脱北した。
中国から北韓への石油製品の輸出は、制裁などで減少した15年でも50万トンほどあったという。李氏がいう20~30万トンという数字が、仮に14年当時の正確な数字と見た場合、ロシアからの石油製品は、シェアでいうと中国の半分ほどにのぼる可能性もある。
李氏は中国からの石油製品は軍用であり、ロシア産は自動車や船舶、列車などに使われると述べた。ただ、ロシア産の石油製品は、シンガポールの会社を経由させるなど統計に反映されない形でも輸出されており、軍用に転化されているとの指摘もある。
それを示す一例が、6月1日に米財務省が、ロシアのインディペンデント・ペトロリウム・カンパニーとその子会社を制裁対象としたことだ。ロシアはいわずと知れた北韓の支援国だが、中朝関係を見ながら巧みに北韓との距離を調整してきた。中国が、原油とそこから精製される石油製品の輸出を減らせば、ロシアがその穴を埋めることは十分に考えられる。

2017-07-20 1面
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