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最終更新日: 2017-11-24 08:24:17
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2017年07月12日 22:09
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カーシェア市場拡大 
利便性の半面、課題も

 韓国でカーシェアリング市場が急速に成長している。2011年から始まった韓国のカーシェアは、利便性と経済性を武器に市場を拡大してきたが、無断利用での事故も多く、問題を抱えているようだ。
カーシェア市場は、業界1位となる企業の会員数が260万人に達している。業界2位は225万人。重複加入している人もいるが、業界1位の12年の会員数が3000人だったことを考えると860倍以上の成長を遂げている。
カーシェアは、何よりも利便性と経済性に優れている。スマートフォンのアプリケーションで会員登録をし、利用する場合もアプリで予約をする。日本のカーシェア大手は、カードを発行し、キーとして使っているが、韓国はアプリですべてが行われている。利便性は最高だ。
経済的な側面も無視できない。一般的なレンタカーは6時間、12時間、24時間単位で借りるが、カーシェアは10分単位で借りられる。「超短期レンタカー」と呼ばれるほど、短時間利用に特化し、経済的にもお得感満載だ。
一般的に自動車の保有には維持費用がかかるが、カーシェアは、毎月の会費も無料(日本は有料が多数)となっており、維持費がまったくかからない。しかし、便利な半面、問題も多く生じている。
10代の中学生や高校生などが両親の会員IDを使い、カーシェアを利用中に事故を起こすという問題が相次いでいる。カーシェアアプリは、登録する際に一度認証を受けるとそれ以降の認証手続きはいらない。未成年者が両親のIDを使って車を借りようと思えば借りられるのだ。
実際にカーシェアは、対面なしで車を借りて返却することになっている。誰が利用するか、分からないと言っても過言ではない。
今年発生した事故は、高校生が友人の両親の免許でカーシェアし、事故を起こした。高校生は賠償責任などを恐れ、自殺。社会に衝撃を与えた。無免許運転やひき逃げなど、さらに深刻な事故につながるケースも少なくない。
利用者の「良心」に任せて運営されるのがカーシェアの長所だが、良識ある人々が被害を受けることもある。利用者は車を借りる際、車に問題がないかどうか確認しなければならない。問題があれば運営会社に連絡し、対応措置を取る。だが、以前から車両にあった小さなキズなどの修理も求められる場合が出てくる。
交通関連の専門家らは、「カーシェアの特性上、消費者が自らのルールを守るようにより強力な規制が必要だ」と述べている。

2017-07-12 5面
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