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最終更新日: 2017-08-17 08:12:33
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2017年06月14日 00:00
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朝総連衰亡史(43)朝総連組織の盲目さ、偽善、破廉恥さの伝統

 平壌側が、文在寅政権が許可した8つの親北団体の訪朝を拒否する中、朝総連は北の指示に従って、民団に対する統一戦線攻勢を続けている。平壌は「6・15行事共同開催」も拒否した。韓国の左翼3期政権が北側に送る秋波を拒否しつつ、朝総連を通じての統一戦線工作は指示するのにはわけがある。
もちろん我々は、平壌側のいかなる措置も、平壌側とのいかなる合意も、彼らに不利になればいつでも破棄されることを知っている。平壌側が敵と合意するのは、形勢が有利になるまで敵を欺くためであることを朝総連自身もよく分かっている。
いずれにせよ、韓国の従北・主思派、つまり、いわゆる「ロウソク革命」の主体は、従北の元祖である朝総連と緊密に連携してきた。平壌側はこの関係を利用して、朝総連の組織を活性化させ、「慰安婦問題」など韓日関係を破綻させる工作を強化する意図だ。
だがもはや朝総連組織には、このような工作活動をする能力がほぼない。残ったのは、今も全寮制の朝鮮大学校内にある「朝青」程度だ。朝鮮大学内にまだ残っている党生活の根はどこから来るのだろうか。
1967年、金日成と金正日の親衛クーデターで「唯一思想体系」と首領論が確立された後、朝総連にも学習組を中心とした唯一思想体系の狂風が吹き荒れた。今の朝総連の盲目さと暴力性と卑劣さは、当時の野蛮な伝統に根ざしたものだ。
後に朝鮮大学校の副学長を務めた朴庸坤の自叙伝には、「金炳植事件」と関連して、朝総連の組織権力の源だった朝鮮大学校で行われた、教員たちを対象とした紅衛兵式の自我批判闘争の場面が赤裸々に描かれている。その一部を引用する。

私は、なかば怯えながら神妙に、自己批判書を書いて読み上げた。批判する側も同僚である。批判しないとやられるので、「朴庸坤は民族ニヒリストだ。学問至上主義者だ。資本主義かぶれの自由主義者だ」と勝手に批判した。批判に対する抗弁は許されなかった。執行官の判決は、やり直し、書き直せ!だった。逆らえず、夜を徹して、原稿用紙に五〇枚ほど書いて出した。すると長すぎる、もっと要領よく書け!と突き返された。その繰り返しで、家にも帰れず、大学に泊まり込んで総括を書いたり破いたりした。地獄の獄吏にいびり抜かれている感じであった。終わりの見えない批判ごっこだった。私はほとんどノイローゼ状態になった。
執拗な総括の要求に屈服して、私は金日成の教示に背いたこと、金柄植の権威に挑んだことを認め、これは宗派行動に通じると、神妙に自己批判した。一九七二年四月十四日、金日成の誕生日の直前、夜十二時に「総括がよくできた。これで終わる」と告げられた。屈辱感に身震いし、自己嫌悪感に苛まれた。その後、私はモルモットにされ、他の学部の批判会で晒された。
次の批判対象者は同僚の鄭淵沼だった。彼は教師陣で一番の年上で、東京大学出の経済学を専攻する温厚な性格の教員だった。彼の批判会は別の凄惨な手法で行われた。机や椅子が片づけられた研究室に同僚が集められた。康某が正面に座り、「いまから鄭淵沼の組織的総括をはじめる」と甲高い声で宣言し、「はじめ!」と号令した。研究室の真ん中の椅子に座っていた彼に、フクロウ部隊のテコンドウで鍛えた青年たちが襲いかかった。ひとりが鄭淵沼の胸元を足で蹴り上げた。鄭は後ろに吹っ飛んだ。さらに別のひとりが鄭を持ち上げ、背中を蹴り上げた。鄭は前にぶっ倒れ、口から血を吐いた。倒れた鄭をさらに数名で交互に殴り、蹴った。凄惨なリンチだった。私は顔を背けた。恐怖心で足が震えた。康某が「お前が死んだら錘をつけて村山貯水池へ放り込んでやるぞ。痕跡は残らんぞ」と、うそぶいた。これが教壇に立った教師の言葉なのか、と驚愕した。加害者側の人格も完全に破壊され、まるで地獄で亡者を追う赤鬼、青鬼に変じていた。
その夜、私は「大学を辞める。碁会所でもやるよ」と、妻に告げた。妻は「私は子供を背に負って、自転車で反物を売り歩く行商をしているの。とても辛いの。でも大学の先生の女房だというプライドで我慢しているのよ」と、咽び泣いた。私は死んでしまおうと思った。海に飛び込もうか、車にひかれようかと、死にざまをいろいろ考えた。夜半、妻に起こされた。「どうして唸るのですか。汗びっしょりよ」。(『ある在日朝鮮社会科学者の散策』75~77ページ)
(つづく)

2017-06-14 4面
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