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最終更新日: 2017-05-24 10:13:52
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2017年04月26日 19:04
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在日同胞の財産を巻き上げる「誘い水」
平壌からの教育援助金

 朝総連は、金正恩が金日成生誕105年(4月15日)に際して、2億1800万円の教育援助費と奨学金を送ったと大々的に宣伝している。北からの教育援助費と奨学金は163回で480億円に達するという。朝総連はこのお金が民族教育のための「愛の命の水」というが、このお金の性格は結局、在日同胞の財産を巻き上げるための「誘い水」だ。

 平壌からの教育援助費と奨学金送金は、1957年4月から始まった。つまり「金日成の愛の神話」は今年で60年目となる。この教育援助金の神話は、金日成偶像化の重要な素材だが、今まで送金のやり取りなどは徹底して秘密にされた。でも、少し考えてみれば、首領の愛が欺瞞であることが分かる。
まず、480億円もの巨額が投じられたのに、なぜ第1時教育援助金が送られてきたときより朝総連の勢力は20分の1ほどに減ったのか。朝総連組織から「脱北」した在日同胞はみな恩知らずだったのか。
まず、朝総連の性格、正体への正しい認識が必要だ。朝総連は朝鮮労働党の日本地域党だ。教育援助金はいわば中央党から地方党への支援金だ。北では各道党別に道党学校や大学校があるが、朝鮮大学校も道党学校や道単位の大学校のような存在だ。中央党が地方党への支援は当然のことだ。いわゆる朝総連の民族教育には、北のお金よりも、日本の自治体など当局からのお金や学父兄および同窓会などの愛国運動による支援金の方がはるかに多く投入されてきた。
平壌からのお金は要するに「呼び水」だった。朝総連から「脱北」した人々の最大の離脱理由のひとつが、限りない献金、忠誠資金を強いられたことだ。
今回も金日成誕生日に合わせてお金が送られてきたというが、朝総連の商工人はもちろん、活動家なら誰でも首領の誕生日への贈り物や忠誠の資金集めに苦労した記憶を持っている。
今、国連など国際社会の対北制裁がまず経済制裁になった背景は、そもそも平壌側が朝総連を搾取し、1980年代の場合、年間数百億円から2000億円まで朝総連を通じて北へ持って行ったという歴史的経緯がある。朝銀信用組合が破綻し、日本政府が天文学的な公的資金を投入したのも、金正日の指示に許宗萬などが盲従して朝総連の資産を捧げたためだ。
平壌の媒体は今月、黎明通りの完工を大々的に宣伝したが、金正恩の命令を実践するため他の分野の物資がすべてあの建設工事に使われ、それでも足りなかったため、戦時備蓄物資まで使用したという。
金正恩は、核全面戦争でも三日で終わると言い、数十年間備蓄してきた戦争備蓄物資を崩しているという。税金のないはずの「社会主義共和国」で全住民が忠誠の資金を納めねばならず、朝総連同胞たちは、洗脳から覚めて、首領の誕生日に自腹で生け花を捧げねばならない暴圧体制の打破に立ち上がるべきだろう。

2017-04-26 4面
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