ログイン 新規登録
最終更新日: 2017-06-27 08:50:36
Untitled Document
ホーム > ニュース > 文化
2017年04月19日 19:52
文字サイズ 記事をメールする 印刷 ニューススクラップ
 
 
高麗青磁への情熱―92―

結婚生活(四)

柳根瀅

高徹・訳/馬瑞枝・画

「うん。おまえは賭けごとが好きだろう?」
「もちろん。賭けもしない花札なんか、しても面白くもないわよ」
「今日は何を賭けようか? また例の服脱ぎでもやるか?」
「やめましょう。あのときと今は違うでしょ。まだ明るいうちから、どうして服脱ぎなどするの?」
「じゃ、何をするか?」
「賭けるのはやめにしましょう」
「ただそのまま花札をするのも味気ないし」
「じゃ、やめましょう」
「そうしよう。やめにして、何か話でもしようよ」
「あなたが先に話して」
「いや、おまえが言い出したんだから、先に話せよ」
「別に話すこともないのに、どうしようかしら」
「なぜ、ない? おまえは以前太郎の話をしたじゃないか? 主人の家の留守番のときに」
「あのときはあなたがあたしのことを構ってくれないで、寝てばかりいるもんだから、あなたを誘おうとしてだったけど、今はその話をするにしても味気ないわ。でも、あのときのことを考えると、ほんとうにあなたが憎らしかったわ。あたし家に帰ってからもどれくらいあなたを呪って憎んだかしれない。それでいて一方では、あなたのことを忘れたことが一度だってないんだから。ほんとうにあなたに会いたかったわ。いつも忘れよう、忘れようと思っていても、忘れることができなかったわ。それであたし、体がひどく衰弱してしまったの。あなたがそばに来てくれて、やっと生き返ったのよ。今思うと、あなたはあたしの命の恩人よ」
「そうか。とにかく、すまなかったよ。過去のことはもう昔話にして、これからは楽しく暮らしていこう。過去は過去、現在は現在なんだからね。ところで、ここに来てもうだいぶ日も経ったな?」
「ずいぶん経ったわ」
「カレンダーを見てくれ。今日は何日かな?」
「今日は一二日よ」
「一二日? ぼくたち何日にここへ来た?」
「三日に来たんじゃないの?」
「三日か。じゃ今日まででもう九日にもなるのか。明日出ていくにしても一〇日間になる」
「じゃ、明日出発?」
「そうだ。そうすることにしよう」
夜は津々と更けた。
今日は母の家に帰る日だった。私は仕事にかまけて忘れるともなく忘れていたが、午後三時頃、まさ子が作業場に鯖と鮸(にべ)を手に下げてやって来た。私は訊いた。
「まさ子、どうした?」
「何が、どうした、なの?」

2017-04-19 6面
뉴스스크랩하기
文化セクション一覧へ
朝総連がまた民団に揺さぶり
大阪で初の韓日共同行動 
【映画】『きらめく拍手の音』(韓国)
韓・日破綻狙う「慰安婦工作」
北、ミサイル挑発持続 文政権は対北宥...
ブログ記事
6.25戦争勃発67周年に際して
新・浦安残日録(5)続・晩節の“選択”
『徒然草』における共感について
精神論〔1758年〕 第三部 第3章 記憶の広さについて
共感を考える研究会《第11回研究会のご案内》
自由統一
北無人機、THAADを撮影
こん睡状態で帰国
「6.15記念行事」共同開催不発
北、ICBM開発完了を宣言 
北の外貨獲得手段 多岐に


Copyright ⓒ OneKorea Daily News All rights reserved ONEKOREANEWS.net
会社概要 会社沿革 会員規約 お問合せ お知らせ

当社は特定宗教団体とは一切関係ありません