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最終更新日: 2017-08-19 08:12:03
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2017年04月12日 21:56
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「京都人テーマのある旅」
日韓の歴史的認識と理解深める

 アジア人文社会科学研究所の朴美貞所長率いる「京都人テーマのある旅」の一行10人は3月23~26日、二回目となる慶州・浦項・蔚山などを巡る日韓交流の足跡をたどる旅を行った。この企画は、韓国への一般的なルーツツアーではなく、日本と韓国の歴史的現場や産地の名物、特別なテーマに関する学術的講習や住民との交流を通して日韓相互の歴史的認識と理解を深めるためのものである。第1回は、昨年9月に3泊4日の日程で済州道を巡った。その中で済州大学校海洋科学研究所を訪問し、李栄敦教授から済州道や養殖に関する講義を受け、ヒラメ養殖場を見学した。
ツアーメンバーは、韓国語や韓国文化に興味のある京都人を中心に、今回は處容舞に関心が深い王清一前京都民団団長がツアーに同行した。慶州から浦項、蔚山までの旅程の中で、初日は慶州のライトアップされた雁鴨池の美しさに皆が驚嘆した。翌日、浦項の九龍浦にある日本人漁業村の歴史的現場では懐かしさを感じ、埋もれていた歴史的事実に触れ、驚きと万感が交差したようであった。蔚山では、旅のメンバーを招待してくれた「コリアン新大陸発見会(略称シンバルモ)・世界伝統鯨文化研究所」の金成圭会長により、日韓鯨文化交流の初となる出会いの場が持たれた。
感恩寺址で出会った慶北大学校歴史学科の学生たちと
 金成圭会長をはじめ30人の会員たちが太鼓を鳴らすなど、温かい歓迎セレモニーをしてくれた。旅のメンバーたちは韓国語を学んでいる人も多く、世界伝統鯨文化研究所で「コリアンが新大陸を発見した」「處容舞は鯨の踊り」という金会長の興味深い講義を受けた。
金会長は石笛で歓迎のあいさつをし、筆箱と石笛、金オクジュ先生の長編小説『盤龜臺鯨道』などを記念に贈った。日本側訪問団は京都山地の酒や菓子を贈った。金会長の講義は、コリアンが革のカヤックに乗り鯨を追ってベーリング海を遡りアメリカ大陸を発見したという内容で、その証拠を一つずつPPTを通して提示した。
先史時代のコリアンの移動経路としてアラスカAmaknak島で3000年前のオンドル跡と鯨骨仮面の発掘、AD6世紀頃の青銅バークルがアラスカCape Espenbergで発掘されたことなどが説明された。訪問団は、驚嘆とともに朝鮮半島から革の船に乗ってチリまでの鯨道とわかめ道がつながっていたという、1時間半にわたる興味深い講義に聴き入っていた。
今回の交流の場には、蔚山大学校金オンベ教授、蔚山病院金梅子理事長、楊山のオンドル専門家ムン・ゼナム(木と土の研究所)院長、蔚山文化芸術振興研究所イ・ギウ所長、蔚山文化産業開発院カン・ゾンジン院長、舞踊専門家ヒョン・シュクヒ教授など、多くの「シンバルモ」の会員が参加した。引き続き行われた處容舞公演は、日韓の親善の場となった。
處容舞はホン・ソッキ氏(国家重要無形文化財39号處容舞履修者)の公演とともに、日本側訪問団が處容舞の舞服を着て体験する機会もあった。画家である中村緑夏氏は處容舞を体験した後、絵でこの歴史的瞬間を残したいと語った。
處容舞は韓国でもっとも古い伝統舞で、2009年ユネスコ人類無形文化遺産に登録された。金成圭会長は「處容は、中東から来た人物ではなく、三国遺史で東海龍王の7番目の息子と記しているように西から来たのではなく、東側の東海のくじら龍王の魂を受け踊る新羅王室の王の降誕舞」だと主張した。
「處容は、三国遺史で次次雄とも記しているが、次次雄は新羅第2代南海王の称号でもあり、處容舞の伝統は新羅2代南海王のときから継承してきた」と、金会長は新しい論を広げた。金会長は、龍王である鯨が海辺に来て死ぬと、その魂が王として誕生するため、處容舞は鯨の魂を呼ぶために踊る鯨踊りだと主張した。
ライトアップされた雁鴨池

新羅時代初期の南海王次次雄(處容)の時から踊られてきた處容舞は、王の降誕舞であるため新羅が滅んだ後、高麗、朝鮮王室でも王の降誕舞として続いてきた鯨をまねた踊りであると語った。引き続き、蔚山国楽名人であるムン・ウォンヨン氏の力強い太平簫の演奏で日韓の鯨文化交流を祝った。シンバルモの会員である金オクジュ氏は自著『盤龜臺鯨道』を著者のサイン入りで訪問団に贈った。ツアー最終日である26日は、金会長の案内でチョンチョン里盤龜臺岩刻画とデコク里龜臺岩岩刻画(国宝285号)の現地見学、岩刻画博物館を観覧し全旅程を終えた。
今回の訪問は、蔚山で民間の鯨文化に関する初めての交流となり、両国間の民間外交としてもその意義は大きい。今後、京都(日本)と蔚山(韓国)をつなぐ両国の人々による鯨文化遺跡などの共同調査と相互訪問を通して民間交流の協力活動を続けることにした。5月に蔚山鯨まつり(5月25~28日)が開かれる。それに合わせて朴美貞アジア人文社会科学研究所所長(京都大学講師)は3回目となる「京都人テーマのある旅」を企画中である。
蔚山は古代から日本との関係が深く、加藤清正の築いた倭城の跡や近代の鯨解体地(鯨文化村)、日本家屋の跡などの遺跡が多く残されている。現地に足を運び歴史を見つめ、現地の人々と触れあう中で、日韓の未来を見つめなおす出発点になればと願う。それが、「京都人テーマのある旅」の目的の一つでもある。

(アジア人文社会科学研究所 朴美貞所長)

2017-04-12 6面
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