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最終更新日: 2017-06-27 08:50:36
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2017年04月12日 21:14
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東京測地系→世界測地系 韓国の出生率低下と労働力人口減少
女性人材の活用を

 最近、両親の体調が悪く韓国に行って来た。外国に住んでいると、簡単に会うことができず申し訳ないとの思いがあり、今回は少しでも長く両親と一緒に過ごす時間を持とうと努力した。一緒に食事や散歩をして、テレビも見た。韓国の地上波放送局は午後8時や9時に主要ニュースを放送する。ニュースの前には、ドラマを放送する場合が多い。その時間帯のドラマは、特に高齢者と専業主婦に人気が高い。会社勤めをする人が、ドラマを視聴するのには少し早い時間帯であるからだ。
両親が楽しんでいるドラマを一緒に見ていたら、まさに驚愕した。そのドラマに登場する女性の役割が21世紀の大韓民国に全然似合わないからである。男女が結婚をしたが、舅は息子と嫁が舅夫婦と一緒に暮らすことを願う。一緒に暮らすと情が湧いて、家法も学べるというのが舅の考えだ。配偶者の家族に情を湧かせて、配偶者の家法を学ばなければならないなら、なぜ男は妻の実家で暮らさず、女だけが嫁ぎ先で暮らさなければならないのか。全く説得力がない主張である。しかし、こんなとんでもない主張をする舅は賢明で、思慮分別ができる人物として描写されている。
賢い主人公である次男の嫁は、舅の意をよく理解し、夫を説得して舅夫妻と一緒に暮らすことにする。一方、主人公をいじめる悪役の長男の嫁は、舅夫妻と一緒に暮らすことには不満である。
しかし、二人の嫁を含めてこの家のすべての構成員は職業を持っているが、家事はただ姑と二人の嫁の分担だ。男たちはもちろん、同じ女性でありながら舅の妹と娘は、全く家事を手伝わない。悪い長男の嫁は、この状況が不満で家事から抜け出す方法を探すのに忙しいが、賢い次男の嫁は鼻血を流しながらも家事に心血を注ぐ。夫と同じ時間に出勤して、同じ時間に退勤するにもかかわらずだ。
夕方のゴールデンタイムに放映されるドラマで、こんな内容が堂々とまかり通るのには驚愕せずにはいられない。いまもこの状況だから、韓国の若い女性は結婚を避けて、子供を持つことを恐れるのではないか。日本も韓国も出生率低下が大きな社会問題となっている。そして、労動力が減少して女性人材の活用が経済成長のために必要不可欠であるという声が多い。日本はすでに人口自体が減少する段階に突入し、韓国は人口が今もなお増加するが、労動力人口は減少する段階に入った。韓国の出生率は日本より低いだけでなく、OECDで最低水準である。それでも女性は活発に経済活動に参加していない。女性の就業率(雇用率)も日本より低い。日本は欧米に比べ、顕著に低い女性の就業率を高めるための政策を講じているが、韓国はそういう日本よりも女性の就業率が低いのである。
女性が経済活動に参加しなければ、労動力減少による損失を補う方法はない。労動力人口が減少する代わり、女性の就業率が高くならなければならない。出生率が今のように低い水準にとどまっていれば、韓国社会の高齢化速度を緩めることはできない。したがって、韓国の次期政府は、女性の就業率と出生率を高めるための対策準備に知恵を絞らなければならない。
女性の低い就業率と出生率の核心には保育問題がある。仕事をしながら、子供を産んで育てることは容易ではないからである。保育施設をいくら増やし、保育士をどのくらい養成しなければならないかに対する大きな未来図が必要である。この問題に優先的に予算を配分しなければならない。
日本は高齢化と労動力不足問題を韓国より先に経験し、多様な対策を出している最中である。まだ不十分な対策だが、それでも韓国政府が注目しなければならない政策も多い。育児休職を保障して奨励するとか、定時退勤が可能な正規職を設けるとか、労動時間を減らすとか、在宅勤務を可能にさせるなどの政策は、韓国の条件に合うように調整さえすれば、韓国にも有効な政策になる。
(早稲田大学教授 朴相俊)

2017-04-12 2面
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