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最終更新日: 2017-06-24 08:06:40
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2017年02月01日 23:08
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『お嬢さん』(韓国)
誰が誰を騙し、愛されたのか

 映画『JSA』『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督によるサスペンス。イギリスの人気ミステリー作家サラ・ウォーターズの小説『荊の城』を原案とし、物語の舞台を日本統治下の韓国に置きかえて描いている。

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 舞台は1939年、日本統治下の朝鮮半島。スラム街で詐欺グループに育てられた少女・スッキ(キム・テリ)は、藤原伯爵と呼ばれる詐欺師(ハ・ジョンウ)から、ある計画を持ちかけられる。それは莫大な財産の相続権を持つ華族の令嬢・秀子(キム・ミニ)を誘惑し、結婚後、秀子を精神病院に入れて財産を奪うというものだった。計画に加わったスッキは、珠子と名乗り、秀子の侍女として働き始める。渦中の人物・秀子は、人里離れた土地に建つ屋敷から一歩も出ることなく、日本文化に傾倒する支配的な叔父(チョ・ジヌン)と暮らしている孤独な女性だった。計画が順調に進んでいく中、献身的なスッキに秀子が心を開くようになり、スッキもまた美しい秀子に惹かれていくようになる。令嬢、侍女、詐欺師、富豪。欲望渦巻く華麗な館で、誰が誰を騙し、愛されたのか。
本作は2016年に開催された第69回カンヌ国際映画祭で上映され、その過激な描写で話題が集中。また、韓国では官能描写の激しさから成人映画(R19)となるも、400万人を超える観客動員数を記録した。
キャストは、秀子役にホン・サンス監督のミューズとしても知られるキム・ミニ。スッキ役にオーディションで抜擢された新人女優のキム・テリ。伯爵役に『暗殺』のハ・ジョンウ。秀子の叔父役にドラマ「シグナル」のチョ・ジヌン。また、”国民のお母さん”と名高いキム・へスクや商業作品と芸術作品を往来する演技派女優ムン・ソリなど、豪華なキャストが顔を揃えた。
映画『お嬢さん』は三部構成からなり、第一部はスッキの視点、第二部は秀子の視点から事件が描かれ、第三部では真相が明かされる。作品には絵画的な映像美、官能的な空間、ゴシック・ロマン調な音楽、いくつかの謎が漂い、これまでのパク・チャヌク作品よりも洗練された映像作品に仕上がっている。
物事には、常に表と裏が存在する。本作を観ていても、登場人物各々の事情といった表と裏が登場するのだが、表も裏もない唯一のものが作品をハッピーエンドに導いている。
(宋 莉淑 ソン・リスク/文筆家)
公開=3月3日(金)、TOHOシネマズシャンテ他ロードショー。
公式HP=http://www.ojosan.jp/

2017-02-01 6面
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