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最終更新日: 2017-12-13 00:00:00
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2017年01月25日 23:17
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『日本・韓国・台湾は「核」を持つのか?』
マーク・フィッツパトリック著 秋山勝訳

日韓台、この3ヵ国・地域は核保有の「潜在的可能性」が高まっている

 国防問題のスペシャリストが参加する国際戦略研究所。その米国支部でエグゼクティブ・ディレクターを務めるマーク・フィッツパトリックが記した。刺激的なタイトルではあるものの、この3カ国・地域は、周辺環境の変化により、核保有の「潜在的可能性」が高まっていると著者は指摘する。
本紙の読者にとってとりわけ気になるのは、韓国の核武装だろう。著者は韓日台のうち、最も核武装の可能性が高いのが韓国と分析している。ただ韓国がそれに踏み切らないのは、米国の核の傘の信頼感があるためだ。つまり、米国がどこまで韓半島の安全保障にコミットするかが分水嶺になるという分析だ。
本書が書かれたのは、トランプ氏が大統領に就任する前。米政権の方針が変わるのかどうか、変わるとしたらどのような形になるのかについての言及はない。多くの事実を重ねて導き出された分析が、多少の方針変換で揺らぐことはないだろう。ただ、予測不可能といわれる政権が米国に生まれ、北の核開発が継続している今、これ以上に続編や増補版が望まれる本はないだろう。
草思社刊
定価=1800円(税別)

2017-01-25 8面
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