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最終更新日: 2017-12-13 00:00:00
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2017年01月01日 00:49
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中国が自ら招く核ドミノ(1)
求められる果敢な発想

北核の背後に中国

空母「遼寧」(中央)を中心とする中国艦隊は、西太平洋での訓練などを行っている
韓国はいま、大統領弾劾をきっかけに、建国以来蓄積されてきたあらゆる矛盾が表面化し、混乱の中にある「霧の政局」だ。この霧と混乱に紛れて韓国を滅ぼしかねない危機が迫っている。金正恩が核ミサイルを実戦配備すれば韓国は北韓の言いなりになり、屈辱の悪夢が始まる。もちろん、韓国民が覚醒すればこれは十分乗り越えられる。少なからぬ専門家たちが北核事態の当初から「北核問題の本質は中国問題だ」と指摘・警告してきた。そういう啓蒙のかいあって、今までタブー視されていた韓国の核武装や韓中関係の見直しという主張が韓国の知識人たちの間で噴出しはじめた。昨年12月2日にソウルのプレスセンターで「中・北の核共謀とアジア安保秩序の未来」のセミナーが開催された。米国トランプ政権の発足を控えて戦略環境の激変にどう対処すべきか、セミナーの要旨を紹介する。

韓国と日本「対中核共助」を視野に 新たな戦略と秩序

 李榮祚 大韓民国は北核で絶体絶命の危機に直面した。国際社会が北核の深刻さを憂慮しているのに、韓国人だけが鈍感だ。徐々に熱くなる水中で死んでいくカエルのように、韓国はすべての機会を逃して最悪の状況に進んでいる。
金泰宇 今、大韓民国には北核への有効な対策がない。この事態を打開するためには結局、中国に厳しい警告を発するしかない。中国は体は大きく力も強くなったのに、子どものように行動している。THAAD(高高度ミサイル防衛)を理由にロッテなどに規制を加える。表では北韓を制裁するふりをしながら、実際には北韓の生存を支援している。つまり、戦略的な共謀、「中・北の核共謀」だ。この共謀がどういう結果をもたらすのかを中国に強く警告せねばならない。北韓の核武装容認は結局、北東アジアの核ドミノに発展する。中国の北韓庇護は、アジアでの対中同盟の出現にもつながる。専門家のご意見をうかがいたい。
李春根 戦略とは基本的に不利な状態を想定して立てるべきものなので、北韓が核兵器を完成させたと考えて備えなければならない。ところが、核兵器体系が完成したと仮定するのと、まだ完成していないと判断するのでは対応が全く違ってくるため、選択と決心が難しい。いまは北の核武装を平和的に阻止できる展望がないのが現実だ。北韓が核ミサイル100基を実戦配備して韓国と友邦の主要標的を狙う状況になったとき、われわれの対応を真剣に考えねばならない。北核問題の解決を中国に期待してきたのは愚かなことだった。米国の軍事専門家や外交官たちはすでに北韓のミサイルの脅威に対して露骨な反応を見せている。
徐鈞烈 広島型原爆はウラン25~50キロと高爆装薬2~3トンを合わせて作られた。25キロのウランのうち、爆発したのは500グラムだけだった。今はピンポン球大の2キロほどの核弾頭を作る。初歩的な原子爆弾は、大学院生でも設計できる。日本の核開発は75年の歴史を持っている。1941年から陸軍と海軍が東京大学と京都大学を中心に研究。海軍は咸興(興南窒素ビル工場)に注目した。敗戦で関連文書が焼かれたが、1000ページ中23ページは焼却を免れた。東京帝大出身で、後に米アーカンソー大学教授になった黒田和夫氏の妻が、夫の死後公開した。ラフな設計図だったが1945年に1発作り、長崎に原爆が投下された3日後、興南沖でTNT1000トン程度の原爆実験をした。
金泰宇 爆弾を作っても運搬方法がなかったのでは。
徐鈞烈 第2次大戦のとき、日本は米本土を攻撃できる手段が二つあった。一つはジェット気流を利用した風船爆弾で、米本土まで3日かかった。二つ目は人間魚雷だ。日本は1960年代、西ドイツに核兵器の共同開発を推進しようと提案したこともある。日本は今、いつでも核爆弾が作れる。プルトニウムも48トン程度持っている。国内保管分だけでも11トンだ。2キロあれば1発作れる。韓国は50トンほど抽出できる。月城重水炉のものを使用すれば、2キロ抽出するのに3カ月で十分だ。トランプは韓国に対して防衛費分担の大幅増額を要求するだろう。われわれが決心すれば、1兆ウォンの予算で原爆が10個作れる。10兆ウォンあれば100発だ。北韓が核武装を止めるまで韓国も作り続ける。韓日は互いに技術協力が必要だ。日本は再処理施設と高速増殖炉を、韓国はレーザー濃縮と高爆技術、弾道ミサイル技術と、水素爆弾の原料である三重水素を提供できる。韓国と日本は協力し、同盟を結ぼう。
徐鈞烈 日本の核武装の決断で最も重要なカギは米国の行動だ。日本国民は政府の方針に順応する。北韓が核ミサイルを実戦配備すると、核保有国らが韓国の運命を決める。北の核兵器実戦配備が核ドミノを招けば、最も損をするのは中国だ。中国はまだ、それを十分に認識していないようだ。
林志豪 台湾は大陸収復のため攻撃的武器体系の開発に力を注ぎ、中共の核実験成功後は、イスラエルとカナダの協力を得て核開発を推進した。しかし、米国とIAEAの介入で1980年代に核兵器関連のすべてが公式に封印された。韓日が核開発に出れば、台湾も核封印政策を見直すしかない。東アジアにおいて核ドミノの最後は台湾だが、三つの条件がある。まず、中国の黙認によって北韓が核保有国の地位を得たとき、二番目は韓国や日本など周辺国が核武装や核技術開発を宣言するとき、第三は米国が東アジアから撤退し、両岸関係が政治・軍事面で完全に中国に傾くときだ。台湾には、中共が攻撃してきたら、1週間持ちこたえながら駐日・駐韓米軍の増援を待つ戦略があった。台湾が核武装すれば、東南アジア地域にまで核拡散の可能性がある。
金泰宇 先週、中国に行ってTHAAD関連の議論をしたが、非常に疲れた。私は中国側に、韓国に向けて次のような発言は絶対に容認できないと言った。(1)北核は、対話と協商で解決すべきだ(2)THAADが中国の安保に脅威となる(3)北韓の5回目の核実験は、韓国のTHAAD配備決定に刺激されたものだ、の3点だ。中国側は私に反論しなかった。
宋永仙 北韓が核兵器の実戦配備を公式に宣言すれば、韓国は米国に隷属するか北韓に屈従するかを決めねばならない。韓国が独自の核開発をするなら、原発に必要な核燃料の確保などは支障なくできるだろうか。もし、米・北平和協定が推進される場合、韓国が取るべき方策は。
宋大晟 徐鈞烈博士の韓日協力の提案は、非常に合理的な対応策と思われる。北韓が事実上の核保有国になれば、韓日両国は首にあいくちを突きつけられた格好になる。単独の防衛より、共助できるなら共助すべきだ。ことあるごとに米国との共助に依存して対処すべき問題ではない。韓日共助は、韓米日3国の協力においても、米国との協調がしやすくなる。何よりも、中国への実効的な圧迫効果が期待される。トランプ次期政権は北核問題と関連して、中国とどう接するのかが注目される。
徐鈞烈 1兆ウォンと技術者1000人、1000万の国民の支持があれば可能だ。韓国と日本は首にあいくちを突きつけられている。直ちに共助すべきだ。韓日は米国よりはるかに切迫している。国家の生存がかかっている。米国の許可を得る時間などない。米国は、韓国に対しては左派政権登場への不安がある。韓日共助が中国にとって巨大な圧力になることを、トランプ政権と話すのも一つの方法だ。

2017-01-01 2面
 
中国が自ら招く核ドミノ(2)
中国が自ら招く核ドミノ(3)
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