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最終更新日: 2017-05-27 08:24:23
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2017年01月01日 00:45
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憲政守護と「民衆革命」の対決
存在感失ったセヌリ党

 憲法裁判所が、大統領弾劾事件について、今月中に本格的な審理を始める態勢を整えた。朴大統領は、自分に適用された弾劾嫌疑を全面否定し、国会と徹底して争う構えだ。一方、ロウソクに怖気づいて無力化されたセヌリ党は「非朴系」が離党し、残る4分の3からも追加離党者が出そうだ。党の非常対策委員長に内定した印明鎭氏は、左派の牧師だ。

非常対策委員長に左派の牧師

 憲法裁は国会を通過した訴追案を検討し、検証項目を5つのカテゴリーに整理した。早期決着を図りたい国会は、この決定を受け入れた。
憲法裁判所の審理は、朴大統領に対する特別検事の調査と同時に進められる。特別検事は、大統領が容疑を否認するや、側近たちへの広範な家宅捜査で大統領を圧迫している。裁判中の崔順実被告も12月19日の初公判で「起訴事実は全て認められない」と述べた。憲法裁判所が判断を下すまでは時間がかかりそうだ。
野党は、期待した国会の聴聞会から政治攻勢に有効な材料が得られず、逆に、弾劾世論を爆発させたタブレットPCの証拠能力が疑われる展開になった。
こうした中、次期大統領選を優位に進めたい文在寅・共に民主党前代表は、「(憲法裁判所が)朴大統領を罷免しないと革命しかない」と、憲法無視の扇動を続け、大統領になれば真っ先に金正恩に会うと言い放ってひんしゅくを買っている。文氏は、誇張・扇動メディアの”援護射撃”を受けても支持率が上がっていない。
セヌリ党は、党内主導権争いで押された「非朴系」の議員が離党して新党立ち上げを宣言した。セヌリ党の残留派は、非常対策委員会を設置し、委員長に左派運動で有名な印明鎭ガリラヤ教会元老牧師を内定した。この印氏の性向に対し、党内外から憂慮の声があがっている。
印氏は08年の「狂牛病暴動」に賛意を示し、金正日糾弾集会には反対だった。安保面では、韓米軍事訓練と北核開発の相互凍結、対北人道支援、開城工業団地再開、何よりもTHAAD配備反対を表明した。
印氏の起用によって、韓国の右派有権者たちは支持政党が見つからない状況になった。ここに潘基文の登場でさらに波乱要素が増えた政局だ。

2017-01-01 1面
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